1月26日の日曜日は、インディーズ映画三昧な1日でした!先ずは YCC代々木八幡コミュニティセンターで、「第3回渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保 毎月上映会」を観賞!6本上映…しかも無料!…だったのですが、木曜日から体調崩してて、到着が遅れてしまい、「リッちゃん、健ちゃんの夏。」のラストシーン(^^ゞ、「歌う!女探偵」「Vtuber渚」しか観られませんでした。●「リッちゃん、健ちゃんの夏。」失礼にもラストシーンしか観れず、どんな作品か?全~然解らなかった(⌒-⌒; )のですが、そこだけでも、コレちゃんと観てみたい!と思えた作品でした。●「歌う!女探偵」三鷹近辺を舞台にしたミュージカル映画で、映画仲間の友人が出演されてたり、お会いした事があるシンガーソングライターのillyさんが主演されてて、面白い作品でした。●「Vtuber渚」地下アイドルだったけど控えめで人見知りなため辞めてしまった主人公あきこちゃんが、副業でVtuberを始める…って話。結構可愛くて…主人公も内容も…面白かったです。2月に同じ場所で上映会があるので、また行こうと思ってます!内容はちょい違うけど、無料なので、興味ある人は是非!(^_^)v上映会終了後、池袋シネマ・ロサへ移動。まず観たのは、「猫、かえる Cat's Home」(監督:今尾偲)「鼓動」(監督:品田誠)の2本立て。●「猫、かえる Cat's...
NALUのブログ
NALUです。
映画の感想がメイン…かな。
徐々に整備します。お許し下さい。
今回は、映画「ドクター・スリープ」公開記念として、かれこれ40年近く前の話をします。(^^ゞ20年ほど前に作ったHPに載せた、私とスティーヴン・キングの出会いに関しての話を書き直したものです。長文ですが、お付き合いのほど、よろしくお願いします。m(__)m※文中に「シャイニング」…原作&映画…に関してのネタバレがありますのでご了承下さい。私がスティーヴン・キングを知ったのは、「キャリー」や「シャイニング」のハードカバー版ではありませんでした。お恥ずかしい事ですが、映画「キャリー」でもありません。キングが未だに一番…たぶん…嫌っている、そして私も傑作とは認めない映画「シャイニング」で、でした。映画「キャリー」の頃は、まだ、原作者よりも映画「ファントム・オブ・パラダイス」の監督だったブライアン・デ・パルマが撮った映画!ってことでの認識の方が強く、裕福では無かった私は、ホラー映画は大好きでしたが、どれもこれも…と言うわけには行かず、「キャリー」の存在を知りながらも、劇場へ観には行きませんでした。でも、「シャイニング」は違ったのです。大好きなSF映画「2001年宇宙の旅」を撮った巨匠スタンリー・キューブリックが監督していたからです。しかも、主演が「カッコーの巣の上で」のジャック・ニコルソン。これは観に行かずにはいられませんでした。そして、映画「シャイニング」を公開時に観に行ったのですが、映...
「ドクター・スリープ」(2019年/アメリカ/152分)監督:マイク・フラナガン脚本:マイク・フラナガン原作:スティーヴン・キング製作:トレヴァー・メイシー、ジョン・バーグ製作総指揮:ロイ・リー、スコット・ランプキン、アキヴァ・ゴールズマン、ケヴィン・マコーミック出演者:ユアン・マクレガー、レベッカ・ファーガソン、カイリー・カラン、クリフ・カーティス、ほか音楽:ザ・ニュートン・ブラザーズ撮影:マイケル・フィモナリ40年前の冬、コロラド山中のオーバールックホテルで、ホテルに巣くう悪霊にそそのかされ狂ってしまった父ジャックに殺されかけるも、一命を取り留めたダニー。同じく助かった母ウェンディと暮らすも、その時のトラウマを抱えながら、持っている"シャイニング"の力を隠しながらの生活の結果、その日暮らしの上、父親と同じアルコール依存症になっていた。ある町でやっとアルコール依存症から抜け出そうと、ホスピスで働き、"シャイニング"を使い、臨終間際の人の心のケアをする事で「ドクター・スリープ」と呼ばれていた。そんな生活の中で、同じ力を持つ少女と出会うのであった…今作は、スティーヴン・キング原作のホラー小説で、「シャイニング」の40年後を描いた続編。2013年にはブラム・ストーカー賞小説部門を受賞しました。そんな原作を映画化したのは、「オキュラス/怨霊鏡」「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」「ジ...
今期は結構観たので、簡単な感想を!…と思ったけど、結構長くなっちゃった。(^^ゞ(爆!!)※21時~22時スタートドラマ&地上波ドラマ限定です
「お嬢ちゃん」(2019年/日本/130分)監督・脚本:二ノ宮隆太郎出演:萩原みのり、土手理恵子、岬ミレホ、結城さなえ、廣瀬祐樹、伊藤慶徳、寺林弘達、桜まゆみ、ほかみのり、21歳。海辺の町、鎌倉でお婆ちゃんと二人で暮らしている。観光客が立ち寄る小さな甘味処でアルバイトをしている彼女は、日々の生活の中で出会う男たちに絶対屈しない。大男にも平気で喧嘩を売り、持論を投げつける…(公式HPより)うわっ!いかん!アップしてるつもりでいたら、下書き保存したままだった!(>_<)ごめんなさい!m(__)mで。(⌒-⌒; )先週末から公開が始まった今作は、第70回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるなど、国内外で注目された「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎の監督作品。今回は出演していません。夏の鎌倉を舞台に、1人の女性を描いた作品…と簡単に言っちゃうと、そんなの良くあるじゃん!なんですが、今作は全然違うっ!くっだらねー男ども…出て来る男どもはほぼ(⌒-⌒; )…相手には、鞘に収まってない刀の如しで1歩も引かない!もちろん同性でも言う事は言う!でも、たまに見える笑顔に、そーでない”みのり”が見えたりする。それがイィ!そーなると、もースクリーンから目が離せない!見終わったら、みのりが大好きになり、また逢いたくなる!みのりを始め、ほかのキャストも名前が本人と一緒で、みんな良い味出て...
映画祭3日目。この日は短編①~③の上映もあったが、平日は観に来られないため、この日も長編作品を観る事に!「バッド・アート」 (2019年/アメリカ/81分)監督:タニア・レイモンド、ジオ・ゼッグラー出演:タニア・レイモンド、ルーリグ・ゲーザ、サラ・ウィンター、マーク・L・ヤング、ジョシュ・スタンバーグ、ヴィンセント・パストーレ、クリスチャン・バンク、ほか無名画家のジョルダナは、収入のために、別のアーティストに雇われて他人名義の絵を描く日々を過ごしていた。ある日、有名雑誌に絶賛された作品を求めて、多くのバイヤーたちが突然仕事場にやって来る…(公式HPより)解説に「アーティストの情熱を搾取するアート業界を風刺したスラップスティック・コメディ。」とあったので、実はちょっと期待してたのですが、バイヤー達はドタバタはしてたけど、騒いでるだけで、それで目立った笑いには繋がらなかったのは、ちょい残念。と言うか、アート業界を皮肉った"風刺コメディ"であってもスラップ~では無かったから、公開時には宣伝を考えて欲しいところでしたね。絵を描ければそれだけで良い主人公と、権威者が評価した作品がどれかすら解らないバイヤー達の攻防は、滑稽を通り越して、アホらしさ全開で面白かったです。ただ、専門用語が飛び交ってて、理解が追いつかなかったなぁ。(^^ゞ監督&主演は、ドラマ「LOST」のタニア・レイモンド!登壇した...
7月14日。最後に観たのは、2本目の「サクリファイス」以上に怖い作品でした!「陰謀のデンマーク 」(2019年/デンマーク/119分)監督:ウラー・サリム出演:ザキ・ユーセフ、ムハンマド・イスマイル・ムハンマド、ラスムス・ビョーグ、ほかコペンハーゲンで爆弾テロが起きてから一年後のデンマーク。間近に控えた選挙では、極右政党が勝利すると見られていた。一方対立するグループも現れ、19歳のザカリアもそこで行動を起こすことを迫られる…(公式HPより)いやー、気を抜いてました。これまでこの映画祭では、あまり過激な作風の作品は敬遠されてた感じでしたが、ここ数年は結構過激な作品もノミネートされてて、今作もそんな中の1本でした。テロに立ち向かう正義の味方の話…なんて事では無く、デンマークや他のヨーロッパで現在問題になっている難民問題を扱っていて、それに反対する極右政党と対立グループの攻防…でも無く、と全く先が読めない!そして、話はどんどん怖い方向へ…おい、おい、おーい!(>_<) これが映画だから良いものの、いつTVのニュースになってもおかしく無い話で、ラストまで全然気を抜く事が出来ない、怖~~~い作品でした!また、今の日本も全然違いますが、向かってる方向が同じに感じてしまい、怖さ倍増でした!(>_<)怖いて事だと、ネタバレになるので書きませんが、後半での残虐シーンが余りに生...
「サクリファイス 」(2019年/日本/76分)監督:壷井濯出演:青木柚、五味未知子、半田美樹、藤田晃輔、櫻井保幸、矢﨑初音、下村花、三坂知絵子、草野康太、三浦貴大、ほか幼いころ母親とともに新興宗教団体に所属し、東日本大震災を予知した翠(五味未知子)は現在大学生になっていた。彼女の大学の周囲では、同じ大学に通う女子大生の殺人事件や頻繁に起こる猫殺しなど、不穏な事件が連続して起きていた。同じ大学の塔子(矢﨑初音)は同級生の沖田(青木柚)が猫殺しの犯人ではないかと疑うが…(公式HPより)コンペ作品2本目は、2017年度立教大学映像身体学科研究会スカラシップ作品に選出された作品。観るつもりの作品は、あまり事前情報を入れずに観るのですが、1本前に観た「旅愁」も立教大学大学院映像身体学専攻の卒業修了作品。奇しくも、続けて立教大作品になりました。昨年同じ映画祭で観た、中川奈月監督作品「彼女はひとり」も立教大学大学院映像身体学研究科の修了制作として作られた作品でSKIPシティアワードを受賞と、クオリティの高い作品を作っていて、1本目の「旅愁」も良かっただけに、今作の期待も高かったです。新興宗教団体、予知能力、連続猫殺し…下手するとチープになりがちな題材だけど、直接的な映像はあまり使わず、人の内面的描写によって、観る側に不安をジワジワ持たせる感じになってて面白かったです。って、面白い話では無いんで...
映画祭2日目からは各コンペティション部門の上映がスタートし、1本目に観たのが、日中合作作品「旅愁」でした。「旅愁」2019年/日本、中国/90分監督:呉沁遥出演:朱賀、王一博、呉味子、ほか東京で中国人旅行者向けの民泊を営む李風(朱賀)は、近所で絵の個展を開いていた画家の王洋(王一博)と出会って親しくなり、民泊の仕事を手伝ってもらうことを条件に同居生活を始める。そんなある日、王洋の元カノ・ジェニー(呉味子)が中国から泊まりに来ることに…(公式HPより)ポスターやあらすじからLGBTを扱った作品だとは思っていたが、単なる恋愛ものではなく、異国で暮らす青年達が、自分と似た感じの友と出逢い、お互いを理解し、肩を寄せ合いながら、自分の中の欠けた部分を補完し合う。その姿は、もっと根本的な繋がりに思えて、応援したくなりました。そこへ元カノが現れた事で、揺れる3人。もー、誰が…じゃなく、3人共幸せになってくれ~!っ想いで観てました。とにかく切なくなる作品でしたが、単に切ないだけではなく、この3人が会った事により、会う前より1つも2つも大きくなる姿に、目頭が自然と熱くなるのでした。演技がナチュラルで、まるで近所に居る感じで感情移入しやすい…と思ったら、なんと主役他3人は演技未経験!中国語だったので、実際の演技力は不明でしたが、全然未経験には思えない感じでした。ではでは。観賞日:2019.07.14
観賞日:2019.07.13今年で16回目になる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」。今年はチケットが買えたので、初めてオープニング作品を観てみました!昨年「カメラマンを止めるな!」を撮った植田慎一郎監督と、同作にスタッフとして参加してた浅沼直也監督、中泉裕矢監督。この3人が共同監督として作った作品。オムニバス作品ではなく1つの作品を3人で分担して、ってのは面白かった。地味で誰からも相手にされない孤独な女子大生・美羽。同じ大学に通い両親とタレント活動している・早織。代行屋をやってる父親を手伝いながら親子で車生活をしてる小袖。この3人と3人の家族が、ある事件をきっかけに出会う事に…と言うストーリー。当たり前なんだけど「カメ止め」とはガラッと変わっての青春サスペンスムービー。3人が別々に演出したって言うのが、言われなきゃ解らない感じ。今作で注目したのは、石川瑠華(亀田美羽役)、井桁弘恵(兎草早織役)、紅甘(戌井小柚)の主演3人。オーディションで決めたそうですが、どれもキャラクターにピッタリで、今後の活躍が期待出来そう!個人的には、早織の母親役で出演していた佐伯日菜子ちゃん!ドラマ「エコエコアザラク」からのファンなので、上映前の舞台挨拶で久々に…東京ファンタ以来…見れて、それだけで感無量でした!(T^T)今作は、8月16日(金)から全国で劇場公開されるので、興味ある方は是非劇場へ!ではで...