【感想】「バッド・アート」(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019)

映画祭3日目。

この日は短編①~③の上映もあったが、平日は観に来られないため、この日も長編作品を観る事に!

「バッド・アート」 (2019年/アメリカ/81分)
監督:タニア・レイモンド、ジオ・ゼッグラー
出演:タニア・レイモンド、ルーリグ・ゲーザ、サラ・ウィンター、マーク・L・ヤング、ジョシュ・スタンバーグ、ヴィンセント・パストーレ、クリスチャン・バンク、ほか

無名画家のジョルダナは、収入のために、別のアーティストに雇われて他人名義の絵を描く日々を過ごしていた。ある日、有名雑誌に絶賛された作品を求めて、多くのバイヤーたちが突然仕事場にやって来る…(公式HPより)

解説に「アーティストの情熱を搾取するアート業界を風刺したスラップスティック・コメディ。」とあったので、実はちょっと期待してたのですが、バイヤー達はドタバタはしてたけど、騒いでるだけで、それで目立った笑いには繋がらなかったのは、ちょい残念。

と言うか、アート業界を皮肉った"風刺コメディ"であってもスラップ~では無かったから、公開時には宣伝を考えて欲しいところでしたね。

絵を描ければそれだけで良い主人公と、権威者が評価した作品がどれかすら解らないバイヤー達の攻防は、滑稽を通り越して、アホらしさ全開で面白かったです。ただ、専門用語が飛び交ってて、理解が追いつかなかったなぁ。(^^ゞ

監督&主演は、ドラマ「LOST」のタニア・レイモンド!登壇した生タニアはとっても綺麗な人でした!(≧▽≦)

また、共同監督のジオ・ゼッグラーは、サンフランシスコを拠点に活動しているスプレーアーティストで、作品に出てくる絵は全部彼の作品だそうです。また、彼はBEAMS原宿の壁画を描いているので見た事がある人もいるかも?

肩書きだけでふんぞり返ってる人達を皮肉って笑い飛ばせる作品なので、見終わってスッキリした作品でした。

ではでは。

観賞日:2019.07.15
監督のタニア・レイモンド

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