7月14日。最後に観たのは、2本目の「サクリファイス」以上に怖い作品でした!
「陰謀のデンマーク 」(2019年/デンマーク/119分)
監督:ウラー・サリム
出演:ザキ・ユーセフ、ムハンマド・イスマイル・ムハンマド、ラスムス・ビョーグ、ほか
コペンハーゲンで爆弾テロが起きてから一年後のデンマーク。間近に控えた選挙では、極右政党が勝利すると見られていた。一方対立するグループも現れ、19歳のザカリアもそこで行動を起こすことを迫られる…(公式HPより)
いやー、気を抜いてました。これまでこの映画祭では、あまり過激な作風の作品は敬遠されてた感じでしたが、ここ数年は結構過激な作品もノミネートされてて、今作もそんな中の1本でした。
テロに立ち向かう正義の味方の話…なんて事では無く、デンマークや他のヨーロッパで現在問題になっている難民問題を扱っていて、それに反対する極右政党と対立グループの攻防…でも無く、と全く先が読めない!
そして、話はどんどん怖い方向へ…おい、おい、おーい!(>_<) これが映画だから良いものの、いつTVのニュースになってもおかしく無い話で、ラストまで全然気を抜く事が出来ない、怖~~~い作品でした!
また、今の日本も全然違いますが、向かってる方向が同じに感じてしまい、怖さ倍増でした!(>_<)
怖いて事だと、ネタバレになるので書きませんが、後半での残虐シーンが余りに生々しく、上映後に監督にアイデアはどこから?と聞いてしまいました。
※監督や脚本家のアイデアではなく、実際にあった事だったそうで、それを聞いて余計震え上がりました。怖ぇ~!(>_<)
手に汗握る政治サスペンス映画!是非、日本公開して欲しい作品でした!
ではでは。
観賞日:2019.07.14
Q&Aに答えるウラー・サリム監督
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